当社では、派遣社員の方に就業していただいておりますが、衛生管理者の選任にあたって派遣社員の人数は、派遣先で含めるのでしょうか、それとも派遣元で含めるのでしょうか。

衛生管理者の選任にあたって、派遣社員は、派遣先及び派遣元双方の労働者として計算することになります。

労働安全衛生法において、常時50名以上の労働者を使用する事業所は、衛生管理者を選出しなければなりません。(安衛法第12条)
派遣社員の場合、雇用関係は派遣元、就業先は派遣先ということもあり、 どちらの労働者として計算するか迷うところですが、 派遣法において派遣先及び派遣元双方の事業主に衛生管理者の選任義務があることが 定められています。(派遣法第45条第1項)

総括安全衛生責任者、安全衛生推進者、衛生推進者、産業医の選任や衛生管理者の設置についても、同様となります。

なお、衛生管理者の職務について、派遣先及び派遣元の衛生管理者が、 一人の派遣労働者に対して重複した業務を行わないよう、派遣先衛生管理者は派遣先での衛生教育等、派遣元衛生管理者は一般健康診断の実施やそれに基づく健康管理等といったように、職務を分担して行うことになります。(派遣法第45条第1項)

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