妊娠中の従業員が、時間外労働の就業制限を請求してきました。その後、同従業員に対し、会社が突発的な業務でやむを得ず残業を命じた場合、違法となるのでしょうか。当社の所定労働時間は1日7時間となっています。

労働基準法第66条第2項に「使用者は、妊産婦が請求した場合においては、第33条第1項及び第3項並びに第36条第1項の規定にかかわらず、
時間外労働をさせてはならず、又は休日に労働させてはならない」とあるため、残業を命じることはできません。
ただし、ここで言う「時間外労働」とは、法定労働時間を超えて働かせることを指します。
したがって、法定労働時間は1日8時間となりますので、貴社の所定労働時間が7時間であるのなら、残り1時間は残業を命じることができます。

※第33条第1項・・・災害その他避けることのできない事由によって臨時の必要がある場合
 第33条第3項・・・公務のため臨時の必要がある場合
 第36条第1項・・・36協定により時間外労働・休日労働

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